今回、取材させていただいたのは日本料理屋を開業されたオーナー様。もともと隣県で飲食店に勤めていたのですが、この度独立。前職で、新店の立ち上げなども経験されていたため今回の開業も比較的スムーズに行えたとのことでした。
商圏調査を行って、飲食物件を決定
店のコンセプトは「割烹料理を身近に」。敷居の高さがイメージされる割烹料理ですが、いろいろな方に味わっていただければ・・・をテーマに開業されました。テンポスは厨房機器、業務用家具、食器のご用意をお手伝いさせていただきました。
物件はスケルトン。1年間ひたすら自分の脚で探し回り、現在の物件を見つけられたとのことです。
内見は10件ほど行い、併せてご自身で商圏調査を実施。人口分布や立地が決め手になったそうです。
余裕をもって採用活動を実施
知り合いに内装業者がいたため、そちらに依頼。スタッフを雇うことを決めていたため、厨房導線を重視し、内装屋と綿密に打ち合わせたそうです。工事期間は2か月ほど。
厨房機器も導線・使いやすさを第一に考えた選定を心がけました。前に勤めていた飲食店に、業務用家具や調理道具の余っているものがあったらしく、そちらを安く、あるいは無料でもらうことができたようで、初期費用は比較的安くおさめることができました。足りなかった部分をテンポスに相談し、購入。
オープン2、3か月前から採用活動をおこない、オープニングスタッフの採用に成功。しかし、ゼロからの教育でしたので、オープンまでのスタッフ教育が一番大変だったそう・・・
開業資金の内訳
不動産取得費は100万円。内装工事には、800~900万円かかったそうです。厨房機器に200万円。その内テンポスでご購入いただいたのは100万円分でした。業務用家具は10万円、食器・調理道具は10万円。総額は1,210~1,220万円。
用意した資金は1,400万円(自己資金400万、公庫からの借り入れ1,000万)だったそうですので、運転資金を残してスタートすることができました。
スペシャルコンテンツ:開業資金、いくらかかった?
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