相見積で安い業者を選んだら大失敗!|飲食店開業資金内訳あり

今回は、割烹料理店を開業したオーナー様にお話を伺いました。

もともと旅館で板前をしていて、結婚をきっかけに飲食店をやろうと思ったそうです。取得した物件は、焼肉店の居抜き。近くに住んでいたため、閉店の情報を聞きつけ、いち早く契約をしました。駅から10分ほどの路面店で、前々から狙っていたそうです。

見積もりの安さで業者を選んではいけない

内装工事は、数社から相見積もりをとって選びました。しかし、施工前の見積もりでは300万円だった金額が、最終的には900万円にも膨れ上がってしまいました。

どうもその内装業者は、最低限の工程を想定してわざと安い見積もりを出したように思います。取った後でこれをやるならいくらかかりますと、追加料金がどんどん重なっていって、ここまで増えることに。

内装業者は金額が安いだけで選んではいけません。しっかりとした飲食店の実績があるかを見て決めましょう。

お客様はテンポスに内装工事をお願いすればよかったとおっしゃっていました。

開業資金の内訳

焼肉屋の居抜き物件で路面店。不動産取得費は100万円でした。ただし造作譲渡代が100万だったので、合わせると200万円です。そして内装工事が900万円。ここで予想外の出費をしてしまったので、そのほかはできるだけ切り詰めて、厨房機器は200万、家具や業務用椅子・テーブルに50万、食器・調理道具30万ですませたそうです。居抜きで残っていたものはできるだけ活用し、必要ないものはテンポスで引き取りました。というわけで開業資金の総額は、1380万円でした。

スペシャルコンテンツ:開業資金、いくらかかった?

新型コロナを何とか生き延びた

開業後は駅が近いことで、昼夜ともに繁盛しました。しかし、1年後新型コロナが蔓延しはじめて、まともな営業ができなくなりました。昼営業とテイクアウトでしのぎ、なんとか生き延びることができました。

記事を書いた人

テンポスバスターズ千葉店 入村

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