【開業資金】無人餃子販売店が4カ月で7店舗をオープンすると

【開業資金】無人餃子販売店・家賃180,000円

「開業資金」アンケート

テンポスバスターズを利用して頂いた飲食店様に、開業資金や、開業時に大変だったことについて教えて頂きました。

何屋さんをオープンされましたか?

7店舗目の無人餃子販売店をオープンした飲食店オーナー様にアンケートに答えて頂きました。5坪の物件で家賃は180,000円。客単価は2,000円です。お客様は24時間、いつでも購入いただける無人販売店舗です。

無人販売店舗は、新型コロナ対策も含めて急激に増えています。形態は多種多様で、AIやキャッシュレス決済など先端のテクノロジーを活用した店舗もあれば、料金箱にお金を入れる昔ながらの手法を採用している店もあります。この店は後者。料金箱に購入した分の金額をお客様に入れていただくスタイルです。

無人店舗を出店するのに、特別な資格や許可はいりませんが、一般店舗と同様、加工食品を販売するためには保健所や自治体の許可は必要です。景観を守る、静かな環境を守るなどの理由で、営業活動が制限されている地域もありますので、事前に役所などで相談することをお勧めします。

オープンしたお店の規模やコンセプト

業態           無人餃子販売店
何店舗目    7店舗目
コンセプト      特製タレ3種が選べる神戸餃子を24時間いつでも
坪数5坪
席数  
客単価 2,000円
賃料 180,000円

開業資金はいくらかかりましたか?

開業資金の合計は545万円。店内で調理等はしないので、内装工事も厨房機器も一般の店舗に比べて初期費用はかかっていません。が、無人店でも、規模や営業スタイルによって初期費用は大きく変わるので注意が必要です。カメラやセンサーの設置料金や、決済システムの導入費用などがかかる場合もあり、有人店舗よりも高くなる可能性もあります。また、無人店舗とはいえ、商品補充や運営のサポートをする人材は必要なので、人件費はかかることも念頭に置いておくべきです。

無人販売店の内装では死角を作らないことが大切です。外から店内が丸見えになるガラス張り仕様にすることも効果的。近年は無人化を支援するサービスも充実しつつあるので、それらを活用することも含めてセキュリティ対策はしっかりと。

「不動産は、スケルトンで購入しました。内装工事は、4カ月で一気に7店舗出店したため、破格でやっていただきました。厨房機器は、テンポスと業務用冷凍冷蔵庫の販売会社の2社に協力してもらいました。広告宣伝費は、主にホームページ。その他の金額は、看板、防犯カメラ、料金箱などの費用です。」

開業資金の内訳

不動産取得費             200万円
内装工事費80万円
厨房機器160万円
椅子・テーブル
食器・調理道具
POSレジ
広告宣伝費25万円
その他80万円
開業資金合計(上記以外も含む)545万円

飲食店開業にあたり「えらいめにあった~」という話があれば教えてください!

「内装工事を格安でお願いしていたこともあり、7店舗すべてオープン予定日の変更を余儀なくされました。毎度毎度ストレスフルな出店でした。」

テンポスを利用しての感想おしえてください。

「朝5時から搬入してもらったり、夜中に冷凍庫の不調で呼び出したりと、無理を言い続けましたが、すべて快く応じてくれて大変感謝しております。あと5店舗は、年内にオープンしたいので、引き続きよろしくお願い致します。」