調理道具の賢い選び方

カタログでじっくり選ぼう

テンポスは、カタログも豊富にそろえています。テンポスオリジナルはもちろん、メーカーや商社のカタログもあります。好きな時間に、好きな場所でゆっくり、じっくり選ぶことができるのがカタログの強みですね。何人かで相談しながら選ぶこともできますし。

カタログ入手後は、ご来店いただかなくても、メールやFAXでのやりとりも可能ですので、近くにテンポスの店舗がない方でも、安心してご利用ください。

テンポスが取り扱っているカタログを、いくつかご紹介しましょう。

EBM 業務用厨房用品カタログ/TKG 業務用総合カタログ

この2冊は、飲食店で使うであろう機器・道具がほとんど掲載されています。1冊あれば必要なものはほぼすべて揃えられるはずです。安心のカタログです。

High Grade(ハイグレード)

同じような総合カタログですが、中華の用品が充実しています。中華料理店を開業する方におすすめです。

White Thumb(ホワイトサム)

業務用厨房用品の総合カタログですが、製菓・製パン系の商品が充実しています。パン屋さんやお菓子屋さん、カフェ業態などで自前でデザートを作ろうとお考えの方はこちらをご覧ください。

JIKKO(ジッコウ)

業務用の本格的な和包丁、洋包丁、お手入れ道具などのカタログです。本焼き包丁から、合わせ包丁、ステンレス製包丁、さらにスイカ包丁のような特殊な包丁まで掲載されています。左利き用も製作可能です(価格は1.5倍)。

カタログは目的に合わせて選ぶ

総合カタログは、総合商社が発行しているものが多く、メーカーの売れ筋を抜粋して載せています。開業の時など、いろいろなものをまとめて揃える時には抜群に便利です。

たとえば、スナックを開業しようとした場合、調理道具や食器以外にも、アイスペール、マドラー、コースターなどのドリンクサービス備品、メニューブック、伝票ホルダー、灰皿などのテーブル備品、おしぼりなどのサービス備品と必要なものはいろいろあります。こういった細かいものも総合カタログなら対応可能な場合が多いです。

一方で、購入するものや目的がはっきりしている場合は、専門メーカーのカタログを見た方が、選べる種類も多いですし、情報も多く得られます。たとえば包丁を選びたいなら、JIKKOを見ることをおすすめします。

カタログから購入する際の注意点

一番の注意点はスケジュールです。余裕をもって準備を進めることが大切です。オープン間近にバタバタと購入すると、買い忘れをしやすい上に、商品の到着が間に合わなくなるケースも多々あります。カタログ注文の場合は、お支払いをいただいてからの発注となるので、納期を確認しておかないと、オープンを延期せざるを得ない事態になることもあり得ます。厨房と同じタイミングで納品の段取りを組めれば、送料を節約することも可能です。

以下、よくご質問を受けることをまとめます。

・カタログ注文の場合、納期はどれくらいかかりますか?

商社やメーカーの在庫次第ですが、ほとんどは平日換算で中一日程度。お受け取り日を指定したい場合はお申し出ください。

・掛け率はどのくらいでしょうか?

カタログ、商品によって変わりますが、60%掛けの商品が多いです。例)カタログ上代1,000円→600円(税別)

・自分のお店に直接送ってもらえますか?

可能ですが、別途送料が発生します。日付の指定(日・祝日が不可の場合あり)はできますが、お時間の指定はできません。

・カタログ注文品の返品は可能ですか?

原則お断りをしております。返品手数料、メーカーへ送り返す送料をご負担いただければ可能な場合もあります。

・カタログを持ち帰って、電話で注文できますか?

全てのお手配はお支払いを頂戴してからとなります。ご来店いただくか、銀行振込でお支払いをお願いいたします。

中古品で予算を落とそう

テンポスの中古品で節約

テンポスの場合、状態によって変わりますが、新品販売価格の約半額が、中古品の価格の目安です。ちなみに、新品でもテンポスではほぼ40%offで販売しています(商品によって異なりますので、詳しくはテンポススタッフにお問い合わせください)。その半額が中古品の価格ということになります。

たとえば、定価100,000円の商品なら、新品60,000円、中古品30,000円程度。テンポスの中古品で、かなりの節約ができることおわかりいただけると思います。

たとえば、「パデルノ寸胴鍋1001 50cm」定価135,000円(税抜)、新品81,000円(税抜)、中古37,700円(税抜)【税込41,470円】。しかもフタつき!(通常は本体とフタは別売りです)。

「刃物研磨機 マキタ 9820」定価32,700円(税抜)、新品29,430円(税抜)、中古15,400円(税抜)【税込16,940円】

節約した分で、おしゃれな食器を買って、新メニューを考えたり、座り心地のいい椅子に変えて、お客様に喜んでもらうことなどもできるかもしれません。

※実際の販売価格は、店舗や時期によって変わることがあります。ご了承ください。

予算の帳尻合わせにも

内装工事や厨房機器など、必ず必要で予算の中で大きなウエイトを占めるところで出費が膨らんでしまい、調理道具で帳尻を合わせざるを得なくなるというケースもよくあります。そういうときに活躍するのも中古品です。

予算がないから家庭用の量販品で揃えよう、数を減らして準備しようと考えることも、決して間違いではないのですが、消耗が激しい飲食店ではやはり耐久性が物足りなかったり、計画していた客数や回転率を捌くのに、数を減らした弊害が、営業してから徐々に出てくるなど目に見えづらいところで影響が出てきます。

厨房道具は、必ず業務用を使うべきだとは言いません。例えば、フライパンをホームセンターで500円クラスのものをいくつも買い、1か月で使い潰すという方も実際にいらっしゃいます。

一方で、8,000円ほどする業務用テフロンフライパンの最高クラスを購入して、3年以上使っている方もいます。業務用は高価ですが、その分丈夫に作られています。

どちらがいいかは、考え方次第ではありますが、長い目で見ると業務用を長く使う方がお得ですし、道具も手になじんで使いやすくなるように思います。

フライパンの選び方▼

テンポスの中古品は、高い技術で、新品同様のレベルになるよう、修理・再生しています。家庭用の道具に比べれば、格段に丈夫で耐久性も高いので、予算の帳尻を合わせる際にも、ぜひテンポスにお越しいただき、中古品をお探し・ご相談下さいませ。