中華料理に「マスト」な調理道具をご紹介

調理道具を揃えるときには、はじめに提供するメニューとその調理法を決めておくことが重要です。どんな作業が必要なのかががわからないと、用意すべき道具を決められません。道具の数も調理法によって変わります。たとえばラーメンのスープを自前で炊くなら、営業用と仕込み用、最低2つの寸胴が必要ですが、業者から仕入れるのなら1つでも足ります。

1日に提供する料理の数量想定も大切です。それによって寸胴のサイズや、麺を茹でる鍋のサイズ、餃子を焼く鉄板のサイズが具体化できるからです。

とはいえ、ほとんどの中華料理店で必要になるであろう定番の道具はいくつかあります。ここからは、そんな中華のマスト道具をご紹介しましょう。

ほとんどの中華料理に使われる中華鍋

まずは中華鍋。ほとんどの料理に使われると言っても過言ではありません。片手鍋(北京鍋)の39cm前後が人気です。「鉄プレス片手中華鍋39cm」のテンポス販売価格は3,498円(※)。

火力の強い中華料理には、高温に強い鉄の鍋が向いているのですが、軽量なチタン製の鍋も人気があります。「超軽量純チタン中華片手鍋36cm」は24,420円(※)と、価格はお高めですが、その分手首にかかる負担は少なくなりますので、常に鍋を振って手首や腕を酷使する中華料理の料理人にとっては、それでも欲しくなる鍋なのです。腕を痛めてしまっては元も子もありませんからね。

北京鍋ではなく、うちは両手鍋(広東鍋)を使うよというお客様には「鉄プレス両手中華鍋39cm」2,772円(※)をおすすめします。

それらの鍋とセットで必要なお玉とササラも忘れずに用意してください。「鉄中華お玉中」715円(※)。「竹ササラ24cm」924円(※)。

中華お玉には、丸いものだけでなく楕円のものもあります。鍋同様、ステンレスやチタンなど鉄以外の素材を使ったものもあります。使い慣れているものが一番ですが、チャーハンの盛り付けや、スープを混ぜたときの対流の仕方など、形や大きさで微妙に変わりますので、お玉選びは鍋選び以上に重要かもしれません。

油切りなどに使う「ジャーレン」も必須です。「鉄プレスザーレン33cm」は3,234円(※)。コンロの横に置いて豆板醤などの調味料を入れる丸型調味料入れも、素早い調理が求められる中華には欠かせない道具です。「丸型調味料入れバター入れ12cm」は1,254円(※)です。調味料の配置や入れ物の大きさによっては、調理するのにストレスを感じることがあります。小さなことではありますが、テンポよく作業するために早い段階で商品選びをすることをおすすめします。

実は間違った使い方をされていることが多いのが「受台」です。この商品は、作業台の上に中華鍋を置くための台です。底が丸い中華鍋は、そのまま置くことができないので、これも必須な道具です。ガスコンロの上などに置いて使用するのは、そのように作られていないので危険です。ガスコンロ用の受台はまた違う商品がありますので、テンポスのスタッフにお問い合わせください。

人気の餃子や点心に必要な道具

次は、定番の餃子を作るのに必要な道具をご紹介します。

餃子のタネをすくうのに必須なアイテムが「アンベラ」です。「ステンレスアンベラ中細小」は191円(※)。作った餃子を保存するのに「餃子バット」と「ふた」も必要です。「システムバット50大」が2,795円(※)で「システムバット蓋大」が1,664円(※)です。お店の冷蔵庫に納まる大きさでお選びいただくのがベストです。冷蔵庫の中のサイズを測ってからご来店ください。

餃子を焼くときに必須になるのが、「餃子鍋」「鍋蓋」「餃子返し」の3点。「鉄製ギョーザ鍋30 cm」は6,402円(※)、「ギョーザ鍋用アルミ蓋30 cm用」は2,772(※)円、UK18-0ギョーザ返し」858円(※)。羽根つき餃子、美味しいですよね。

飲茶や点心を作るには「蒸す」調理道具が必要です。オーソドックスなのは「竹セイロ」です。竹の香りがほのかにするのがいいですよね。「蓋」と「蒸器」も忘れずに。

「TB竹セイロ本体15cm」473円(※)、「TB竹セイロ蓋15cm」426円(※)、AKAO角蒸(大型)二重33cm」20,691円(※)。

セイロにシュウマイの皮などがくっつかないようにする「クックパー」も用意しておくと便利です。「クックパーAM-13穴あき」2,409円(※)。サイズは2種類あります。

これが無くては始まらない、まな板と包丁

最後に忘れてはいけないのが「中華まな板」と「中華包丁」。分厚くて丈夫なのが中華まな板の特徴です。テンポスオリジナルの中華まな板は、積層まな板のように表面をはがすことはできませんが、その分お安いです。「中華まな板Φ400×H100」17,600円(※)。「中華包丁鋼」は13,035円(※)です。

汚れたら表面をはがして新品のようになる「積層まな板」はカタログから注文できます。テンポスは、カタログ注文もお受けしています。店頭商品のように目で見て手で触って確認することはできませんが、よりたくさんの商品から選べるのがカタログ注文のいいところ。納期に時間のかかる場合もありますので、お時間にゆとりをもってご注文してください。

※記事中に表記した販売価格は、店舗や時期によって変わる場合があります。ご了承ください。