今回お話を伺ったのは、約1200年の歴史を持つ由緒ある有名温泉地にラーメン店をオープンされたオーナー様です。25坪・28席の店。コンセプトは、「鯛の骨を香ばしく焼いた出汁で味わう鯛だしラーメン」です。
図面に足りないもの、不要なものを検討
オーナー様は、もともと和食店を経営しており、出汁にこだわったラーメン専門店も出したいとのことで、今回の出店は2店舗目です。お店は居抜きですが、残っている機材はなく、厨房のフードの場所に合わせて熱機を配置するレイアウトを考えました。まず、内装業者さんが作成された図面をお持ちいただき商談スタート。お客様がどんなメニューでどんな調理を行うのかをお伺いしながら、図面に足りないもの、図面で不要なもの、本当にそのサイズが必要なのかなどをお客様と決めていきました。
食器洗浄機と券売機を断念
当初、食器洗浄機の設置を考えておりましたが、居抜きでもともとあるフードの位置と合わず(フードの下にはスープレンジや魚焼きグリルなど削ることのできない機器があり、どうしてもはみ出てしまう)、フードが無くても設置できるホシザキのドアタイプをご希望されましたが、ご予算に合わず、お店が軌道に乗って大繁盛となるまでは手洗いで頑張ろうということになりました。
冷機類がコロナの影響で不足していて、なかなかいい中古在庫も見つからず少し苦労しました。
また、券売機をご希望されていましたが、高額紙幣、QR、クレジットカードなども使える機器を希望されまして、こちらもご予算に合わず今回は断念されました。何が譲れなくて、何を諦めるかは、とても大切なところです。オープン後の運営資金も確保しな
コロナで約2か月オープンが遅れた
厨房機器、調理器具、食器、業務用家具などは、ほとんどをテンポスでご購入いただきました。オープンは3月はじめ予定でしたので、搬入は2月のおわり。搬入現場にもお邪魔しました。しかし、コロナの影響もあり実際のオープンはゴールデンウィーク明けになってしまいました。
搬入後も、不足している備品等の相談で、毎日のようにLINEや電話のやりとりをしています。オープンしたら必ず食べに行こうと思います。
スペシャルコンテンツ:開業資金、いくらかかった?
記事を書いた人
テンポスバスターズ京都店 室井
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