想定外に対応するため、飲食店の開業スケジュールは余裕を持って|飲食店開業資金内訳あり

今回、お話をお伺いしたのは、観光客も多い繁華街でスイーツのテイクアウト専門店をオープンされたオーナー様。

5店舗目の出店と言うこともあって、内装や機器の選定もある程度決まっている状態でご来店いただき、オープンに向けての打合せをさせていただきました。

予定していた機器が急遽未入荷となる?

順調に事が進んで行くかと思われましたが、オープン1週間前に他のメーカーで予定していた、メイン機器であるケーキ販売用のショーケースが、コロナの影響で入荷できないと連絡が入ったそうで、慌てた様子で「どうにかならないか?」と相談がありました。

ケーキ用ショーケースは中古もあまり出回っておらず、新品も早くても2週間は掛かることが通常で、なかなか間に合わせるのは難しいことをお伝えした上で、中古品を探すことにしました。

そんなときにテンポスに買取依頼の電話が入り、対象製品を確認すると、奇遇なことにオーナー様が探している機器と同等のショーケースがありました。さっそく買取査定に動き、メンテンナスもメーカーに依頼し、少し遅れたものの、何とか納品することができたのです!

この件で改めて買取を行っている強みを実感。オーナー様にも大変喜んでいただき、そして買取を依頼していただいたお客様にも大変感謝した案件でした。この動きができる体制にも助かりましたが、やはり積極的に買取も行うことで、双方に喜んでもらえたことがとても大きかったと今では思います。

開業資金の内訳

不動産取得費に100万円、内装工事に200万円かかりました。そのほかは厨房機器180万円、食器・調理道具40万円。開業資金の合計額は520万円。

準備した資金は、自己資金が500万円、融資額300万円。運転資金を残して開業することができました。

スペシャルコンテンツ:開業資金、いくらかかった?

想定外な事案への対応力を

これからも随時お店を出店していきたいと、向上心が強いオーナー様ですが、今回、想定外だった製品未入荷事件を経験されたことで、もっと早い段階で製品を抑えないといけないんだな~と、改めて思ったそうです。

私たち販売する側も、約束を守れるよう全力を注ぎますが、どうにもできない場合もあります。その時にどんな方法があるかを、諦めず考え続けていくことが、こういった想定外の事案への対応力を強くしてくれます。これからもアンテナを広く張り続けていきたいと思います。

記事を書いた人

テンポスバスターズ大阪都島店 篠塚

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