今回取材させて頂いたのは、岩手県内の商店街通り沿いに15坪の中華そば屋をオープンされたオーナーさん。コンセプトは「昔ながらの懐かしい中華そばが食べられるお店」。
コンセプト実現にピッタリの飲食物件
半年かけて不動産巡りをして探した居抜き物件は、商店街通り沿いの立地で、コンセプトを実現するのにピッタリ!と思えたそうです。
前オーナー様(業態:スナック)が通院のため経営を続けられなくなり、一年半もの間放置され、そのまま引き渡しになった物件です。
賃料は交渉し商店街の活性化のためならばと、大家さんが格安で貸してくれることに。
完成イメージが湧きづらいという心配
しかし、前オーナー様が片付け、整理整頓が苦手な方だったのか、言い方は悪いのですがゴミ屋敷状態だったとか。1年半放置されたことで瓶やグラスも散乱しており、片付けにおよそ1か月掛かりました。
それと並行して、内装業者との打ち合わせもスタート。
ーオーナー様
「以前、愛知県名古屋市でラーメン屋に務めていた時から、付き合いのある内装業者に依頼しました。愛知県と岩手県と離れていたため、打ち合わせ回数が少なく、もちろん信用はありましたが、心配性な私はオロオロ。さらに前の業態がスナックということもあり、工事後のイメージが湧きづらい状況でした」
そんな心配に気付いたテンポスのスタッフは、現場に何度足を運んで確認したうえで、内装業者とは違うレイアウトプランを提案。その結果、双方のプランの良い所を汲み取ったレイアウトが完成し、心配性のオーナー様も安心して開業準備に取り掛かる事ができたそうです。
開業資金の内訳
結果的に、不動産取得費50万、内装工事で120万円、厨房機器で80万円、食器調理道具で20万円。10万円で業務用椅子やテーブルを用意し、総額は280万円でした。自己資金は500万用意していたので、運営資金に200万以上を残しての安心開業となりました。
スペシャルコンテンツ:開業資金、いくらかかった?
右も左もわからなかった私を助けてくれたテンポス
「いざ、開業となった時に、右も左も分からなかった私に、物販だけでなく、いろいろな業者さんをご紹介くださったのがテンポスさんです。ありがとうございます。せっかくたくさんの業者さんをご紹介頂きましたが、結果的には電気代が安くなる契約のみで申し訳なさも・・・。でも電気を契約したことで、電気代を毎月2000円程の節約につながりました。」。
また、オープンに際しては、商店街の端から端まで挨拶廻りを実施。商店街に飲食店が少なかった事から、どこに行ってもとても喜んで頂いたそうです。「オープン後、挨拶に伺った方が全員来てくれたのではないかと疑うほど、ありがたいことに賑わっており、今に至ります」
#記事を書いた人
テンポスバスターズ盛岡店 柴田
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