今回取材させていただいたのは、9月にパン屋さんを開店されるオーナー様のお二人です。昨年秋頃、初めてテンポスにご来店されたお二人は、同じパン屋さんで働くカップルでした。
一度決めた物件を見送りに
2022年中には独立開業したいとの事で、テンポスでお手伝いできることをお伝えし、早い段階で日本政策金融公庫の担当者と引き合わせたうえで、物件探しのお手伝いをさせていただいておりました。
市内にある、自己所有のマンションに住んでお勤めされていたため、できたらそのマンションの近くで開業したいと考えていたようでした。
物件探しをはじめて3カ月程で、希望に近い物件が見つかり、机上での予算見積もりを提出しました。そして事業計画を作成し、日本政策金融公庫へ。お二人で夢に向けて蓄えてきたこともあり、自己資金、事業内容ともに問題ないとの回答ももらい、物件契約へと進むかと思いましたが、ここで問題発生。
いろいろ考えているうちにやりたいことが増えていき、場所的に手狭という事で、この物件は見送ることになってしまいました。
探す場所を変えて、物件発見
そして、また物件探し。
なかなか見つかりませんでした。テンポスで探すだけでなく、別ルートでも探していたようで、前の物件を見送ってから2か月が過ぎた頃、オーナー様から連絡が来ました。クルマで3時間ぐらいかかる別の市でいい物件があったので、そこで進めてみたいとのことでした。所有マンションも売って、移住したいと本気度はマックス!
距離があるので、すべてのことに直接関与するのは難しいこともあり、現地協力業者を見つけて手配しました。現地調査をしてから店舗設計に入りました。GW明けには物件契約も決定。内装工事、厨房ともにテンポスが協力させていただきます。9月の開店を目指しています。
開業資金の内訳
不動産取得費は10万円程度。家賃は4万円だそうです。内装工事に700万、厨房機器等に400万円。現在(2022年5月20日)開業前なので、あくまでも予定金額ですが、総額1110万円。
自己資金500万とマンション売却費(残価引き後)900万で、借金せずに済みそうです。
スペシャルコンテンツ:開業資金、いくらかかった?
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