スナックのソファを選ぶなら、ボックスソファの一択!

これからスナック、キャバクラ等の業種で開業を予定されている方に注意していただきたいのは、ソファやテーブルの選び方。

スナックやキャバクラは、通常の飲食店のサイズ感とは少し違うため、デザインだけで選んでしまうと、お客様から使い勝手が悪いといった悪判になってしまうケースがあります。そこで、失敗しないソファの選び方や注意点についてお伝えしようと思います。

ボックスソファーとは

スナックやキャバクラで、よく使われるのはボックスソファです。背もたれとアームが一体になっており、包み込まれるように座れれますので、ゆったりくつろげます。 通常の飲食店よりも滞在時間が長く、座り心地の良さも大きな差別化要素になる業態ですから、ほとんどの店でボックスソファが選ばれるのは当然といえます。スペース効率がいいことや、空間やイメージに合わせてコーディネートしやすいのも利点です。スナックやキャバクラなら、ボックスソファ一択と言ってもいいかもしれません。

ボックスソファーの選び方

お店の雰囲気で選ぶ

まずは、どういう雰囲気のお店にしたいのかを決めることが大切です。単価が低いアットホームな感じのお店にしたいのか、反対に高級感のあるお店にしたいのか、それで選ぶべきソファは変わります。

店舗の壁や照明の色や雰囲気に合わせることも必要です。間接照明やスポットライト、シャンデリア風照明などの有無で雰囲気は変わりますし、壁紙の色やデザインでも変わります。それらをチェックし、イメージをある程度固めてから、ソファーの生地・材質はどんな感じが良いのかを考えます。コンセプトやイメージに合わせて商品を選んでいきましょう!!

サイズで選ぶ

当然ですが、ソファーを置く場所のサイズを確認しておくことも大切です。周辺に置く予定の家具や柱の場所などを細かく確認し、導線や動作空間を確保できるかどうかも考えてサイズを決めてください

気を付けたいのは、居抜きで既存の椅子やテーブルなどを活かそうと考えている場合。

使おうと考えている家具のサイズの確認も必要です。通常の飲食店用のテーブルの高さは約700mm、ソファやイスは400mm~450mmが一般的です。ところがスナック用のテーブル、ソファやイスの高さは、テーブルが約600mm、ソファやイスが約350mmと、100mmほど低く設定されて作成されていることが多いです。

これはテーブルが高いと相手に威圧感を与えてしまうため、実用的なサイズよりも低く設定されているといわれております。通常の会社の応接室などでテーブルやソファが低く設定されているのも同じ理由です。そのため、既存のイスをそのまま使ってテーブルだけ変えようとした際など、前に営業していた業態によってはスナック用のテーブルでは高さが合わないということが起こります。

既存の家具と新しく購入する家具を組み合わせる際は、必ずテーブルの場合は天板までの高さ、イスやソファは座面までの高さを図ってから購入していただくようご注意ください。

座面までの高さは、カタログなどでは「SH(シートハイ)」と書かれている数字を確認してください。高さと書かれている数字は、背もたれの高さを記載している場合がありますので注意してください。

また、形状が似ていますがベンチソファとの組み合わせは注してください。スナック等で使用されるソファーのSHは380ですが、ファミリーレストランなどでよく使われるベンチソファのSHは450が普通です。

ボックスソファー購入時の注意点

上記のほかにも購入時に注意するべきことは多くあります。店舗の間口が狭くて、納品時に商品が入らずに買い替えるはめになったなどという話は、実はよく聞きます。

失敗しないために、見落としがちな注意点を書いておきますので、購入時は必ずチェックしてください。

①ソファを置く場所の壁に幅木(壁と床が接するところに取り付けられている横木)があるかを確認し、幅木が飛び出ている分も考慮してサイズを決めてください。幅木のせいでソファが入らなかったケースもあります。

コーナーを使用する場合、業務用ボックスソファはセパレートタイプがほとんどなので、両側のソファとずれがないよう、幅と高さ、SHをしっかりと確認してください。

③店舗の間口の広さを確認しておいてください。

④カタログで、色・生地を選んだら、サンプルでも確認してください。店舗の照明の種類や明るさによって色の感じが変わる場合があります。

納期は最低でも2週間以上かかりますので、余裕を持って注文してください。

おすすめのボックスソファー

自画自賛になってしまいますが、一番のおすすめソファはテンポスオリジナルのボックスソファです。普通のボックスソファは基本注文生産ですが、これはいわゆる既製品ですので、とにかくお安い。テンポス店舗で実際に現物を見て買うことができるのも既製品の大きな利点です。空間に合わせてレイアウトしやすいセパレート型で、サイズも500mm、600mm、750mm、900mm、1000mm、コーナーと、ニーズの多いサイズを多く取り揃えています。

テンポス店舗では、定価の60パーセント引きで販売していますので、カタログから選んでいただくより安い価格でご提供できる上に納期も最短翌日でご案内できます。オープン前で忙しく、ついイス、テーブルの購入が遅れてしまうといったお客様も多いため、通常より納期の早いテンポスオリジナルのソファをご案内させていただくケースが多いです。

一方、既製品であるテンポスオリジナルは、サイズや張地の変更ができないため、お店のイメージにこだわりがある方に対してはカタログ商品をおすすめします。カタログから商品を選んでいただく場合、商品のサイズや張地を変更することができるため、イメージに合ったソファを選んでいただくことができます。しかし、金額が高くなってしまう、納期がかかってしまうといったデメリットもあります。

価格はテンポスオリジナルの約1.5~2倍、納期も3週間ほどかかります。オープンぎりぎりでソファをカタログから作ろうとしても、間に合いません。オープンの1か月以上前から商品の選定を進めるよう注意してください。

終わりに

ソファーの選び方やおすすめのソファを紹介させていただきました。ソファの選び方に限っての話ではないですが、時間に余裕をもって商品選定をすることにより、よりよい選択をすることができるようになります。どのような商品があるか分からない、納期がどれくらいかかるか分からないなど疑問があればぜひお近くのテンポスバスターズの店舗までお越しいただき、スタッフへお尋ねいただければ幸いです。