焼肉店で必要な食器|飲食店開業

焼肉店をこれからオープンしたいけど、どんな食器をどのくらい用意すればいいんだろう?

という素朴な疑問は誰もが持つと思います。今回は焼肉店に特化して、必要な食器を、特に重要な4つのカテゴリーに絞ってご紹介をしていきたいと思います。

焼肉店に必要な代表的食器をご紹介

お肉を提供するお皿

まずは、やはりお肉を乗せる器です。

生肉は当然「赤い」色をしていますから、「白いお皿」に乗せると映えてキレイに見えます。では、他の色はだめなのか? おいしそうに見えないのか? そんなことはありません。

「黒いお皿」にも赤は映えます。しかも、シックで高級感がグッとアップします。

また、最近は硬くて丈夫なメラミンの角皿を採用する焼肉店も増えています。長持ちするのでコストパフォーマンスが高いのと、スタックしやすいなどの扱いやすさが評価されているようです。ステンレスのオーバル皿もよく使われています。メラミン同様、丈夫で使いやすいことと、韓国で良く使われているお皿なので、本場感を醸し出せることが利点です。作りたいお店のイメージ、メニューの価格帯など考えて、お皿を選ぶと良いと思います。

では、数は何枚揃えれば良いのでしょうか?

当然メインメニューになりますので、使用中のお皿がテーブルにたくさんある状態も予想されます。席数よりも多めに用意しておくことをオススメいたします。具体的な数字でいうと、目安としては、席数の1.5~2倍くらいの枚数。30席の焼肉店なら、45枚から60枚になります。

例:飛白7.5皿1,150円×60枚=69,000円

焼肉屋でマストなタレ皿

次に、ご紹介するのは「タレ皿」!

甘口、辛口、レモン塩と、さまざまなタレを肉の部位や種類によって使い分けたり、途中で味変して楽しみたいお客様もたくさんいらっしゃいます。しかしそれぞれを別の小皿で用意するのは、小皿の数もたくさん必要になりますし、場所も取ります。そこでオススメしたいのが「仕切皿」。「二品皿」「三品皿」があります。いろんなタレをお客様が思い思いに楽しめる優れアイテムです。

私個人としてオススメなのは、こちらの「テンポスオリジナル2品皿」です。価格は6枚束売りで、税込1,980円!!

テンポスがオリジナルで製作しておりますので、何より安い!! コストを抑えることができます。

「テンポスオリジナル3品皿」も人気です。一度に432枚ご購入されたオーナー様もいました。

「仕切皿」はタレを入れるだけではなく、キムチやナムルなどのサイドメニューを入れるお皿としても使えるので、使い勝手もばっちりです。

用意する枚数ですが、こちらもやはり、お一人で2枚使われる方もいらっしゃいますし、回収しても洗うのが間に合わないときもありますので、席数の2倍くらいをご用意した方が良いですね。30席の場合は60枚ほどですね。

余談ですが、当然タレを入れる容器が必要になります。こちらは、テーブルに対して、ひとつずつあれば良いので、用意するタレの種類×テーブル数、用意してください。

ビビンバ鍋・木台・ビビンバスプーン

メニューで「ビビンバ」を導入しようと考えているオーナー様は多いと思います。テンポスではいろいろなサイズのビビンバ鍋を用意しております。

お子様向けや、締めに少しだけ食べたいというお客様への提供におすすめなのが、「びびっこ」という商品。可愛い名前ですよね! 名前の通り小さめの器です。

左がびびっこ

ちなみに石焼ビビンバ用の鍋でも、石製だけでなく陶製もあります。どちらもおこげを作ることができます。保温力は石製の方が高いですが、陶製は焦げ付きなどの汚れ落ちがよく、手入れが簡単な上に、軽量で扱いやすいのが特徴です。

忘れてはいけないのが「木台」です。出来たてのビビンバは熱いです(当然ですね)。なので、木台も忘れずセットで購入しましょう。

赤いところが、木台

そして「ビビンバスプーン」も忘れずに。

さて、ビビンバに使用する食器は、どのくらい用意すればいいのでしょうか

全員が注文する料理ではないので難しいのですが、まずは席数の半分くらいを目安にして、その後、人気メニューとしてよく出るようになったら、追加購入するという方法がいいのではないでしょうか。30席の店の場合は10~15セットほどをまずは揃えておいてください。

ちなみに、熱いビビンバ鍋をつかむための「アルミヤットコ」という商品があるのですが、こちらは1~2個あれば問題ないかと思います。

アルミヤットコ

冷麺鉢

さっぱりとした冷麺は、お肉を食べたあとに、つるっと食べたくなるメニューですよね。テンポスではステンレス製の冷麺鉢を在庫しております。ステンレス製のお箸もセットでオススメしております。

冷麺鉢も、ビビンバと同じ考え方で用意する個数を決めるのがおすすめです。最初は30席の店なら10~15個程度を揃えて、人気メニューになるようなら、その後で増やしてください。

最後に

今回は「焼肉屋」のオープンを検討されているお客様向けに食器の中でもかなり絞ってご提案をさせて頂きました。

店頭在庫が無かったり、オーナー様のイメージに沿ったお皿が店頭になかった場合は、カタログからのご注文も承っております。

※具体的な販売価格は、店舗や時期により変わる場合があります。