居抜き物件を借りたら厨房が撤去できない問題が発覚!(飲食店開業のリアル)

今回取材させて頂いたのは、30坪のカレー屋をオープンされたオーナーさん。コンセプトは「学生や近所の方が安くて美味しいカレーをお腹一杯食べてもらう」です。特に学生さんのお腹を満たしてあげたいと、良心価格で提供します。

運よく居抜き物件で開業できた

物件は知り合いから紹介してもらいました。前オーナー様が高齢で経営を続けられないため、何屋さんでもいいから借りて欲しかったそうです。そこで、以前から考えていた牛すじカレー屋をオープンすることにしました。賃料は交渉し格安で契約できることに。

物件は居抜きで契約しました。しかし以前が中華屋だったため、いらない機材がいっぱい・・・。さて、どうするか。

予想外の問題が発生

いらない厨房機器は、テンポスに頼んで廃棄することにしました。査定当日、テンポスが現場にいくと、なんと厨房機器の脚(調整ねじ)がコンクリートに入り込んでいて、撤去できないことが発覚。これではオーナーさんも売却しようがありません。

そこでテンポスから、機材は置いたままに、厨房レイアウトを変えることをご提案。厨房区画はいじらずに、客席だけ内装工事することになりました。(中華屋だったため、ちょっと赤かった)

当初、開業予算は200万で考えていましたが、厨房機器が撤去できない等、いろんな問題が重なり、予算内に収まりそうにありませんでした。そこで、テンポスの販売員と、どんな物が必要かを細かく打ち合わせし、必要なものをリストアップしていきました。

開業資金の内訳

結果的に、内装工事で200万円、厨房機器で90万円、食器調理道具で15万円かけてオープンしました。椅子やテーブルは居抜きで残っていたものを使うことに。本当は椅子テーブルも買いたかったとのことですが、「商売がうまくいったら買えばいいからね。頑張るよ。」とオーナーさん。ちなみに、自己資金で足りない分は、テンポスから日本政策金融公庫を紹介し、200万円ほど借り入れされました。

テンポスってホームページ作成もしているんだね

最後に、テンポスを利用しての感想を伺いました。

―オーナーさん

オープン告知は、テンポスさんにお願いして、かなり大きいポスターを作り、店頭に張り出して宣伝しました。無料で作ってくれるので助かりました。

ホームページ作成もテンポスさんにお願いしました。いろいろ手広くやっているんですね。

今後はコロナに負けず、カレーのオンライン販売や卸販売などにも挑戦していきたいと考えています。儲かってきたら店舗展開もしていきます。その時は、テンポスさんよろしくね!

記事を書いた人

テンポスバスターズ東大阪店 大林