適正サイズのユニフォームで繁盛店を作る

ユニフォームは作業着であると同時に飲食店の顔でもあります。、動きやすさや安全性が重要なのと同じように、従業員をかっこよく見せることも重要です。その両立に最も大切になるのが、サイズ。体に合わないサイズのユニフォームは、動きにくいし、せっかくおしゃれなユニフォームを着ていても台無しにしてしまいますから。

そこで今回はサイズ選びについて、ユニフォームの製造・販売をしている株式会社セブンユニフォームさんにお話を伺いました。

サイズについての質問は、セブンユニフォームさんの店頭やホームページで聞かれることが多い質問の一つだそうです。

特に最近は、コロナ禍でユニフォーム担当者がお店に採寸に行けなかったり、スタッフ間の接触を避けるために着用者が自分で採寸することが増えているのだそうです。

外出・来店を控える傾向もあるので、試着もできず、カタログやホームページのサイズ表を見て選ぶと言うことが増えてきました。しかし、そもそも見方がわからず、困っている人も多いのではないでしょうか。

そこで、改めてサイズ表の見方、使い方をおさらいしたいと思います。

サイズ表とヌード寸法

ユニフォームメーカーに限らず、アパレル関連のカタログ等には大抵の場合、「仕上がりサイズ表」と「ヌード寸法表」の言葉を見ることができます。「仕上がりサイズ」は、その名の通り縫製が仕上がった後のサイズのことで、「ヌード寸法」は、着用者自身の身体のサイズのことです。簡単に言えば、ヌード寸法を基準に、どのくらいゆとりを持たせるかを考えて仕上がりサイズを選ぶことになります。商品特性にも考慮が必要で、例えば股上の浅いものは、その分ウエスト位置が下がり、ヒップに近くなるので、単純にヌード寸法のウエストにゆとりを持たせるだけと考えると、全く合わないサイズになってしまう場合がありますので注意してください。

商品仕上がりサイズ表

商品カタログ等を見ると、各商品ごとに必ず「仕上がりサイズ表」が記載されています。働く人にとって快適になるよう作られているユニフォームは、肩や腕が突っ張らないように「ゆとり」を持たせていたり、袖の長さが短めだったり、一見気が付きにくい工夫を凝らしています。ぜひ、現在使用しているユニフォームや、日頃着ている服などと比較してみてください。着用イメージを想像して、サイズ選びの参考にすることをお勧めします。

ヌード寸法

「自分のサイズがわからない」「肩幅が広い、腕が長いなど特異体質でサイズ選びが難しい」と言う場合は、「基準ヌード寸法表」と「ヌード寸法の測り方」を、ぜひ参考にしてください。

ヌード寸法とは、商品のサイズではなく着用者自身の身体の大きさのこと。普段着用しているサイズを把握していても、具体的なヌード寸法を把握している人は、実は少ないのではないでしょうか?

さまざまな体型、性別のスタッフ全員が「お店の顔」として、同じ印象、ブランドイメージを与えることができるようにすることは、ユニフォームの役割の一つです。そのためには、1人ひとりが適したサイズのユニフォームを着用することは欠かせません。

基準ヌード寸法

セブンユニフォームでは、さらにサイズを選びやすくするために「仕上がりサイズ」と「ヌード寸法」を対応させた「基準ヌード寸法」という照合表を用意しているそうです。自分のヌード寸法がわかると、どんなサイズの商品を選べばいいのかがわかります。便利なので、ぜひ参考にしてみてください。

「仕上がりサイズ表」「ヌード寸法」、そしてセブンユニフォームの「基準ヌード寸法」も活用すれば、きっとベストなサイズのユニフォーム選びを実践できます。

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取材協力:株式会社セブンユニフォーム

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