ドリンカー必見!誰でもカンタン・スピーディー!定量抽出ツール導入のススメ! 

飲食店の看板メニューであるドリンクメニュー。楽しみにされているお客様を1分1秒たりとも待たせまいとしながらも、ドリンク注文が入ってから提供するまで時間がかかっていませんか? 

今回は、ドリンクまわりのオペレーション改善の重要性やそのサポートツールについて ご紹介します! 

ドリンクメニューの役割 

飲食店にとってドリンクは人件費負荷が低い上、原価率も低い、「稼ぎ頭」となるメニューです。一般的に人一人あたりが食べられる料理の量には限りがあるため、フードメニューで客単価を上げるには限界があります。そのため、お客様一人あたりのドリンクの杯数を増やすことは極めて重要となります。飲食店の売上・利益率UPを目指すにあたって、ドリンクメニューは大変重要な役割を果たしているのです。

ドリンクづくりの課題と改善の必要性 

お客様が求めるドリンクの提供スピードは、一般的にはフードよりも早いと言われています。飲み放題など時間制限が設けられている場合は、お客様の反応も尚更シビアです。提供の遅れが想定される場合は、事前の声かけなどの対応が必要です。

ドリンクのクオリティもさることながら、よりスピーディーなドリンク提供を求められ、それが一つの指針としてお店の総合的な評価に直結するため、ドリンクの提供においては次のような課題を一つ一つ解決していくことが必要不可欠となってきます。

① 誰でも同じ味でスピーディーに提供できるようになること

人手不足によるキャパシティの制約もあり、思うようにオペレーションを改善できないのが飲食店の大きな悩み。雇用したスタッフの、国籍、世代、性別、ポジション問わずに、「誰でも、カンタンに、スピーディーに」ドリンクづくりができることは店舗の繁盛にとって大きなカギとなります。

② ドリンクの原価維持および低減に取り組むこと

あらゆるコスト増が向かい風となっている昨今、店舗の健全な経営のためにも原価計算・コスト管理が一層求められる時代となっています。ドリンクづくりにおいても、正確に計量して作ることは原価維持・低減につながるだけでなく、ドリンクの使用分量の安定は味の安定であり、お客様の満足度UPにも通じます。

③ ドリンクメニューを集客という観点で改善し続けること

また、コロナ蔓延化で一度遠のいてしまったお客様に再び来店いただくための集客施策には苦労が絶えません。ドリンクメニューはそのラインナップの見直しによる鮮度維持や提供するドリンクの品質維持・向上によってお客様の満足度を高め、結果的にリピーター獲得や他店との差別化にもつながっていきます。

定量抽出ツールの種類 

先述したようにドリンクメニューは飲食店の売上、利益率、魅力度アップの大きなカギを握っています。そこで、ドリンクまわりの課題を解決するためにも、誰でも、カンタンに、かつスピーディーに定量抽出できる、おすすめ定量抽出ツールをご紹介します。

①ポンプディスペンサー 

大容量ペットボトルや一升瓶を持ち上げてグラスに注ぐのは苦労が絶えません。そこで活躍するのが「ポンプディスペンサー」です。なんと言ってもその取扱いの簡単さが特長です。ヘッド部をワンプッシュするだけで定量30mlが抽出可能なので、誰でもカンタンに、ドリンクをスピーディーに提供できます。バックヤードでの使用のみならず、セルフドリンクコーナーに設置し、お客様ご自身にドリンクを作っていただくことで省人化につなげることも可能なツールです。 

②ワンショットメジャー 

「ワンショットメジャー」は、瓶ボトルや大容量ペットボトルを逆さにした状態で棚などに設置するタイプの定量抽出ツールです。レバーハンドル部にグラスを押し当ててワンプッシュするだけで定量抽出が可能。また、不特定多数の人が容器に触れるのを避けられる為、衛生面担保にも貢献。棚などに設置できるタイプだから省スペース化にも有効です。主にバックヤードで活躍しますが、視覚的な効果を狙い、カウンターごしにお客様に見える様に並べて設置するといった活用をしているお店もあります。抽出容量は30ml/45ml/60ml/90mlから選ぶことができ、レバーコックが紙パック専用タイプのものもあります。

③ポーラー 

「ポーラー」は瓶ボトルのウイスキーのみに対応している定量抽出ツールです。使い方は、瓶ボトルの口部に挿し込み、ボトルを45度に傾けるだけ。ワンアクションでカンタン、スピーディーにハイボールを作ることができます。バー業態だけでなく、居酒屋業態でも重宝します。抽出容量は30ml/45mlから選ぶことができます。

まとめ 

お客様の好みも年々多様化しており、ドリンクのブームも1~3年のスパンで変化していると言われています。ドリンクメニューをこまめにメンテナンスし、メニューの鮮度を保つことはお客様の満足度につながります。また、社会情勢による原価変動にも対応したメニューづくりをすることで健全な店舗経営にもつながります。美味しいドリンクを楽しみに来店されるお客様のためにも、スタッフ誰もがスピーディーにクオリティの高いドリンク提供ができることはとても大切なことです。ぜひこの機会にドリンクメニューやオペレーションを見直し、各種定量抽出ツールをお役立てください!