そば・うどん店の食器を揃えるときの注意点

そば・うどんで必要な食器というと、やはりメインとなるのは、うどんの丼、そばのそば皿、そば猪口、そば徳利といったところ。さらに、天ぷら等を乗せるお皿、薬味用の小皿、調味料を乗せるカスター類も必要不可欠と言えそうです。

買い忘れに注意したい食器

忘れがちなのですが必要なものの代表が、お箸入れ、つまようじ。タンブラーなどのドリンク用のグラスも忘れずに用意してください。

そして、特に注意したいのが「お盆」です。忘れがちなのですが、実は後から揃えるとトラブルが起きやすいものの代表とも言える食器なのです。

その理由は、テーブルとのバランス、使う食器とのバランスが非常に重要だからです。4人掛けのテーブルには、お盆が4つ乗せられないといけません。それが乗り切らないと後からわかっても、どうしようもなくなります。実際に、オープン日をずらしてテーブルの天板を入れ替えたというお客様もいらっしゃいました。

また、お盆に使いたい食器が乗り切らないと言う事態も起こります。セットにしたいそば皿と丼が乗らない、考えていたランチ用定食のメイン皿と小皿が乗り切らない、と言って頭を抱えて相談に来たオーナーは何人も知っています。

テンポスの店頭で、いくつかのお盆にお皿やタンブラーをパズルのように組み合わせて悩んでいるお客様の姿もよく見かけます。お盆の重要性、ご理解いただけたでしょうか?

ぜひテンポスで、サイズを測りながら、一緒に頭を悩ませましょう。

数量はどのくらい必要か?

食器洗浄機の有無や、営業中もお皿を洗ってきれいにする人がいるかなどのオペレーションの状況でも変わりますが、基本的には席数と回転数(営業時間)から計算します。

席数が10席で、ランチタイムのみの営業で2回転とすると、10席×2回転=20席は最低限必要になることはわかりますよね。そこに、食器を割ってしまうリスクや、忙しくて洗い物ができない状況になってしまった場合などを想定して、その分を増やす必要があります。また小皿など、多く使うものはその分の上乗せも必要です。

つまり、「席数×(回転数+1)+α=必要な食器数」が計算式だと考えます。「回転数+1」はあくまでも個人的見解です。多めに用意した方が安心ではあるのですが、ストックする場所の大きさも考慮する必要がありますので、このくらいの考え方がちょうどいいのかなと思います。

おすすめのカタログは?

テンポスには、新品、中古品が豊富にあります。ぜひテンポスに来て、その目で見て選んでください。どんな食器を選べばいいのか、買い漏れはないかなど不安に思うことも多いと思います。そんなときは、ぜひテンポスのスタッフに相談してください。

ちなみに、さまざまなメーカーなどのカタログもテンポスには揃っていますが、個人的なおすすめは「やすらぎ」というタイトルのカタログ。25000点もの、さまざまな業務用食器が掲載されていますので、これ一冊で必要な食器はほぼ揃えられると思います。

続きは、店頭で。ご来店をお待ちしています。