厨房機器を高価買取してもらうには?

厨房機器を高価買取してもらうには?

移転する時、閉店する時、いざ不要な厨房機器を処分したいと思った時に、できるだけ高値で買い取って欲しいですよね。そこで、厨房機器の売却を検討されている方向けに、国内最大の厨房機器買取を行うテンポスバスターズの買取担当から、高価買取のポイントをお伝えします。

厨房機器高価買取ポイント①|年式は5年以内

厨房機器のほとんどが電子機械です。そのため年数が査定に大きく影響することから、高価買取の年式の目安は5年以内が目安とされています。

では、どのように厨房機器の年式を知ることができるのでしょうか。ここでは、各メーカーの年式の見方について見ていきましょう。

ホシザキ冷蔵庫(冷凍庫・冷蔵冷凍庫)

ホシザキ製品の年式を調べる時は、冷蔵庫の右側上の扉を開き、内側側面のラベルを確認します。ラベルにはアルファベットA〜K(Iを除く)が印字されていますので、そのアルファベットを確認してください。

ラベルに「A」と書かれている場合、年式は2001年もしくは2011年製となります。「B」は、2002年、2012年製、「C」は2003年、2013年製というように、「A」を1として、B、C、Dとアルファベットが進むごとに、数字が2、3、4と大きくなり、2002年、2003年、2004年製であると分かります。下記は、ホシザキの製造年式の早見表です。

A=1(2001、2011)B=2(2002、2012)C=3(2003、2013)D=4(2004、2014)
E=5(2005、2015)F=6(2006、2016)G=7(2007、2017)H=8(2008、2018)
J=9(2009、2019)K=0(2010、2020)
ホシザキの製造年式のアルファベット

次に、「A」が2001年と2011年どちらの製造年式かを確認しましょう。まず、「A」の2001年か2011年製かの判断の一つにPSEマークが付いているかどうかがあります。PSEは2002年以降に付けられた安全マークです。そのため、PSEが付いていなかったら2001年製、付いていたら2011年製となります。

PSEマーク

次にPSEが付いた2003年以降の製造年式の判断方法をお伝えします。「C」と書かれている場合、年式は2003年製か2013年製かになるわけですが、2003年製の場合はアルファベットが書かれている背景は黒色になっています。2013年製のものは背景は白色です。そのため、製造番号が書かれている背景が黒色であれば、年式は古いと判断することができます。

式が古いものは背景が黒色になっている。新しい年式のものは背景が白色になっている

その他にも、冷蔵庫の上のフロントパネルを見れば、年式が古い方か新しい方か判断することが出来ます。

フクシマガリレイ(冷凍庫・冷蔵冷凍庫)

冷蔵庫の左側上の扉を開け、内側側面にあるラベルに書いている製造番号を見ます。「2H-00006」と書かれている場合、最初の数字の「2」が年式です。2002年製か2012年製だということが分かります。アルファベットの「H」は月を表します。アルファベットは、A〜Lまであり、「A=1月」「B=2月」と見ます。

2002年製と2012年製の違いは、冷蔵庫上のフロントパネルと操作パネルを見るとわかります。下記の写真を参考にしてください。

年式は高価買取する上で、大切な指標となります。しかし、買取に行くとラベルが錆や汚れで文字が見えない!なんてことも。そのため、日頃から冷蔵庫庫内の拭きあげをするなど、清掃しておくことが大切です。また、冷蔵庫内の底の食べ物のカスやタレなどの汚れをそのままにしておくと、庫内の異臭や他の食材へのにおい移りの原因にもなりますので注意しましょう。

日頃から庫内の拭きあげを行い綺麗に保つことが大切。汚れは臭いの原因にも。

厨房機器高価買取ポイント②|棚や部品が揃っている

高価買取のポイント2つ目は、棚や部品が揃っていることです。基本的に買取は「減点方式」です。状態が良くても、棚や部品がなければ、買取価格が下がってしまいます。

オープンした当初、庫内の棚がいらないからと外してします飲食店さんもいらっしゃいます。その後、どこに棚を置いたか分からない・・・。とならないように、管理はしっかりしておきましょう。

厨房機器高価買取ポイント③|日々のメンテナンスが良い

厨房機器買取時に、見た目のきれいさ、例えば汚れや錆が少ない方が高価買取になりますが、他にも、フィルターの清掃やパッキンの状態も査定の対象となります。ここでは、営業中に気をつけたいメンテナンスについてお伝えします。

冷蔵庫・製氷機のフィルターは目詰まりしていないか

冷蔵庫のフィルターが目詰まりしていると、庫内が良く冷えなくなります。週に1、2回、清掃することが大切です。

作業台や調理台の脚は錆ていないか

日頃から、営業終了後に厨房機器を拭きあげるなどして、汚れを取り除くことが大切です。その中でも、調理台や作業台の脚が錆びないように気をつけましょう。パイプ脚の先が錆びていると、アジャスト脚が回らなくなり、買取後に、そのアジャスト脚を交換しないといけません。そうなると、買取価格も下がってしまいます。

冷蔵ショーケースの扉の戸車は錆びていないか

リーチインショーケースを買取する時は、ガラス扉の戸車が錆びていないかもチェックし ます。一見、スムーズに開く時も、実は戸車が錆びて回らず、磨耗して滑っているだけ、ということがあるからです。

パッキンの状態

扉のパッキンが不良で隙間があると冷気が逃げてしまい庫内の温度が上がり、上がった温度を下げようと機械が頑張ってしまい、機械の負担が増えて故障の原因になってしまいます。

パッキンが隙間がないかどうかは、庫内にライトを入れて、光の漏れがないかを目視でチェックすることができますよ。

まとめ

厨房機器を高価買取するポイントは、新品で購入してから5年以内であること、棚や部品が揃っていること、汚れや錆などがない等があげられます。とはいえ、新品から5年以内というのは、あくまで目安の一つです。大事に使われている方や、使用頻度や使用環境によっても、高価買取のチャンスはたくさんあります。まずはお電話でもお気軽にお問い合わせください。テンポスでは買取の出張見積もりは無料で行っております。