【カフェ・喫茶店の調理道具 上手な買い揃え方】

飲食店開業を目指す方々にとって人気のある業態のひとつ「カフェ・喫茶店」。食器や調理道具が必要なのは想像つきますが、厨房機器など大きな買い物に比べて、調理道具などは欲しいものがすぐに揃うと思っていませんか?実はそうとも限らないのです。上手な買い揃え方のポイントをお教えします!

調理道具の準備はいつ頃から始めるのが良い?

お打ち合わせの目安としてはオープン予定日の3か月位前がおすすめ。食器調理道具は厨房機器にくらべて後回しになりがちなので、余裕をもって準備しましょう。

以下、2パターンの納期を踏まえておくのがポイントです。意外と時間を要するケースもあり得ます。

■店頭在庫品:決済後に即お持ち帰り可能

■カタログ注文:メーカー在庫欠品でなければ決済後2日~4日ほどで到着

テンポスバスターズの店舗では、様々な調理道具を多数揃えています。まずは店頭から必要なものを選んで頂き、足りないものをカタログから選ばれる方がほとんど。 カタログは多数揃っていますので、基本的にお求めの商品を揃えることは可能です。見積書が必要な場合もお気軽にお申し付けください。

気になる予算はどれぐらい?中古品のメリットとは

調理道具一式の予算目安としては、カフェ20席前後の規模で【約20万円】が一般的です。各店舗には業態別のオープン客リストもご用意しています。購入内容の目安になりますので、店頭で迷ってしまった場合はこちらを活用して、買い忘れの防止や予算組みなども行なっていただけます。

中古品の大きなメリットはやはり価格面。商品にもよりますが新品の半額以下で揃えられることもあります。掘り出し物が期待できるのもポイントです。また鉄フライパン等は、すでに油なじみしており、すぐ使えるというメリットもあります。中古品を上手に取り入れられるかどうかが予算圧縮の肝です。

調理道具を選ぶ際に気を付けるべきポイントは?

まずカフェや喫茶店開業において、ほぼ必須の調理道具といえるコーヒーポット。このコーヒーポットには、以下2つの形状があります。

細口タイプ:コーヒーポットを初めて使う人は、注ぎ口が細くてネックの太さが一定したタイプがおすすめ。湯量が一定になるので、ムラなく安定したドリップが可能です。

鶴口タイプ傾け方次第でお湯を一滴ずつ注ぐ事ができるため、軽めのコーヒーから、濃くて苦味の強いコーヒーまで淹れることができます。

また、材質としては以下の3つが代表的です。

ステンレス:出回っている数も多く、最もスタンダードな材質。丈夫で割れる心配もありません。熱伝導率はホーローや銅に比べて低くなっています。

ホーロー:金属の表面にガラスの上薬で加工したものを指します。カラーバリエーションが豊富なため、好みのデザインを選ぶ楽しみもあります。表面がガラス質になっているため傷がつきやすく、目立ちやすいという欠点はあります。

:熱伝導率が非常に高いため重宝します。直火であればお湯が湧きやすく、保温する場合はすぐにコーヒーポットが温まります。ただ、金属としての強度は低いため、凹みなどの傷がつきやすいです。また、使用し続けると緑青というサビが出てきて、見栄えが悪くなってしまう可能性もあります。

他にもカフェで使用する調理道具は多数あります。ざっと挙げるだけでも、

加熱料理用道具「鍋、フライパン」/食材加工「包丁、まな板、泡たて」/撹拌用道具「ホイッパー、ボール、ザル」/保管道具「タッパ、調味料入れ、ディスペンサー」/計量道具「はかり、レードル、水マス」などなど。

鍋ひとつ取っても、寸胴鍋/片手鍋/雪平鍋などサイズや形の違いがあるため、まずは提供するメニューを決めることが大切です。メニューが決まれば、おのずと必要な調理道具も絞られてくるので、効率的に調理道具を選ぶことができます。

まとめ

店頭でお買物される際、食器が複数セット必要でも、実際に個数が揃わないということは多々あります。もし中古品で希望のものを見つけたときは、即購入がおすすめです。ほとんどが1点もののため何度も足を運んで探す方も多く、迷っていたら無くなっていたというパターンが多いです。

カフェや喫茶店のオーナー様は食器にこだわりを持たれている方も多いため、品揃え豊富なテンポスはぴったりです。お客様のご要望に応えられますよう、スタッフ一同お手伝いさせていただきますので、ぜひ一度ご来店ください。