HOME>テンポスバスターズ>【アルミ鍋の黒ずみをキレイにする方法】

【アルミ鍋の黒ずみをキレイにする方法】

2016年07月08日

何故「鍋の黒ずみ」ができる?



 
はじめまして!
福澤と申します。
前回は鍋の種類についてお話しました!
今回は『キッチン豆知識特集』の第2弾! ~ 黒ずんでしまったアルミ鍋をキレイにする方法 ~
を、ご紹介いたします。 


ご家庭でもアルミ製の鍋を使ったことのある方なら必ず経験したことがあると思いますが、 アルミ鍋は、使用している内に黒く変色してしまうことがよくあります。

これは、水洗いなどをする内に、アルミ成分と水分とが反応して”水酸化アルミ”を形成し、
それが水分中のミネラル(カルシウムや銅など)と複雑な化学反応を繰り返すことで、 黒く変色して見えるようになります。
これを黒色化反応と呼びます。
アルミ鍋は、アルカリ性が強い食材や調味料を使った時にも黒ずんでしまいます。
例えばこんにゃくや梅干しを使った料理をつくったり、ゆで卵をゆでた時、 もしくは塩・醤油を使用すると、黒ずんでしまうということです。
この黒ずみは人体には無害なので、放っておいても問題はないのですが、 やはり”飲食店”という衛生面に特に注意をはらいたい場所では、
ほうっておくわけにもいきませんよね?

【黒ずんでしまったアルミ鍋をキレイにする方法】


では、どうやって黒ずみをとるのでしょうか? その方法を、ど~んとご紹介します!!
 
【黒ずんでしまったアルミ鍋をキレイにする方法】  
①レモンを輪切りにして、アルミ鍋の黒ずんだ箇所を良くこする  
②アルミ鍋にリンゴの皮・芯を水と一緒に入れて、15分ほど沸騰させる(レモンでもOK)  
③アルミ鍋にみかんの缶詰内にあるシロップを入れて、15分程沸騰させる(水で薄めてもOK)  
④アルミ鍋にクエン酸と水を入れて沸騰させ、さらに中火で10~20分煮立てる
 
上記の方法で黒ずみが落ちる理由としては「クエン酸」が大きく関係しています。
黒ずみの正体である”水酸化アルミの膜”は、クエン酸に触れると化学反応が起こり溶けていくのです。
但し、これでも完璧に落ちない場合もあります。 その時はクレンザーやスチールたわしで根気強く取ってください。
 
でも、せっかくキレイにしたお鍋がすぐに黒ずんでしまっては悲しいですよね・・・。

最後に、アルミ鍋の黒ずみを防ぐ方法をご紹介します。
アルミは酸化しやすい金属で、空気に触れると酸化して酸化皮膜を形成します。 ですので、キレイにした鍋をそのまま放置しているだけでも酸化皮膜はできますが、 お米のとぎ汁か野菜くずを10~15分ほど沸騰させてやると、アルマイトに似た皮膜ができ、
より、黒ずみにくくなりますよ。
 
自分が働くお店のお鍋、長く使えるようにお手入れをしてくださいね♪
 
 

上記のような豆知識や経営関連のコラムなどを
テンポスで運営している求人サイトでご紹介しています!

是非、コチラからご覧くださいませ☆

ブックマークしてまで見ないという方はfaceookページにいいね!をお願いします☆

[テンポスバスターズ]

関連する記事

テンポスバスターズ

営業時間 9:00~18:00
住所 〒144-0031
東京都大田区東蒲田2-30-17 サンユー東蒲田ビル7階
電話番号 03-3736-0319
アクセス 京急蒲田駅から徒歩3分