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日経MJ『飲食業2016年度ランキング』が発表されました

2017年05月29日

524日(水)、日経MJ2016『店舗売上高伸び率ランキング』が掲載されました。

今年と去年でどのようにランキングが変わったのでしょうか?

2016年店舗売上高伸び率ランキング


昨年に引き続きペッパーフードサービスの

「いきなり!ステーキ」の勢いは止まらないようです!

 

2016年店舗売上高伸び率ランキング

(単体/連結 店舗売上高50億円以上)

 

順位/社名(主な業態)/前年度伸び率

1位 ロイヤルコントラクトサービス(集団給食)114.7

2位 ペッパーフードサービス(ステーキ)38.5

3位 (連)ファイブグループ(居酒屋)38.4

4位 (連)バルニバービ(レストラン・カフェ)27.5

5位 鳥貴族(居酒屋)25.2%

 

 

日経MJの記事によると、店舗売上高伸び率ランキングで上位に

ランクインした企業は、スタッフのやる気を引き出し、

お客様へのおもてなしや演出に力を入れるなど、

魅力的な店づくりをを両立させている企業のようです。

 

伸び率ランキングの上位企業の中で、

店舗出店数ランキングにも名前が出ていた企業を探してみると、

ペッパーフードサービスと鳥貴族がランクインされていました。

 

ペッパーフードサービスと鳥貴族の2016年の出店数は、

それぞれ、59店舗と、80店舗です。

 

鳥貴族は、20164月に東証一部上場、

同年10月には秋冬メニューをもって、フードメニュー全品国産化を達成するなど、

メディアからの注目も高い一年だったと思います。

また、新規出店を続ける一方で、既存店の強化をより図ることで、

経常利益の伸び率43.0%と増収増益を続けています。

 

ペッパーフードサービスは、昨年に引き続き、「いきなり!ステーキ」事業が

全体の売上を牽引しているようです。

「いきなり!ステーキ事業」の売上を見てみると、

昨年の通期実績売上高84億から141へと約2倍近く(*1

売り上げを伸ばしており、その勢いはまだまだ続きそうです。

(*1 平成2812月期決算短信から資料から)

『あさくま』は11位!


テンポスのグループ会社、「あさくま」は売上高伸び率ランキング

11位にランクインしていました。

経常利益の伸び率35%と、他チェーン店の数値を抑え、

トップの数値を出しています。

あさくまでは、人時生産性を追求し人件費を抑えながらも、

覆面調査を実施し、お客様へのサービスの質が落ちていないか、

毎月チェックをしています。

また、スタッフ育成教育として、接客のプロ、マーケティングのプロ、

販売のプロ、きずきのプロの4つのプロへのトレーニングを日々重ね、

お客様へのサービスの向上に取り組んでいます。

また、店内ではお客様参加型のキッズグリル体験等を実施するなど、

魅力的な店舗づくりに力を入れています。

 

2015年の店舗売上高伸び率ランキング


ちなみに、2015年の店舗売上高伸び率ランキングは次の通りです。

 

順位/社名(主な業態)/前年度伸び率

1位 ペッパーフードサービス(ステーキ)69.7

2位 SFPダイニング(居酒屋)42.3

 扇屋コーポレーション(居酒屋)35.4

3位 近鉄リテーリング(多業態)30.0

4位 あさくま(レストラン・ステーキ)28.2

5位 ブロンコビリー(ステーキ)22.0

6位 鳥貴族(居酒屋)21.3

 

 

2015年は肉食ブームを背景に、肉料理関係の企業が

ランキングトップに名を連ねていましたね。

 

さて、2017年はどんな風が吹くのでしょうか??

 

飲食業界をどんどん盛り上げていくべく、

テンポスグループもお手伝いさせて頂きたいと思います!

[飲食店繁盛研究所]

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