新規開業への道〜厨房機器編〜
立ったり、しゃがんだり、ぶつかったりする厨房には原因があります。
そこで、今回は厨房のレイアウトについてご紹介したいと思います!
厨房のレイアウトはおおむね4つの種類に分けられます。
直線型、L型、2列型、アイランド型です。
通路幅が550〜750mmであれば直線型のレイアウト、
通路幅が800〜900mmと余裕があればスタッフが
背中合わせで調理ができるので、
2列型のレイアウトにも向いています。
厨房の動線
厨房のレイアウトは直線型にする等が
決まれば、次は厨房機器機器の配置を
考えます。料理工程の流れに逆らわない
ように動線を考えていきましょう!(上画像参照)
ポイントは、配膳と下膳を行ったり来たりと
交差しないようにすることと、ドリンク場を
独立させることで、動きやすい厨房になります。
繁盛店の厨房レイアウト 実例紹介!!
最後に、いくつもの繁盛店を生み出してきた
(株)絶好調の新業態「肉ビストロ灯」の
厨房レイアウトをご紹介したいと思います。
動線01:入店→着席
入店してまず目に入るのが、
肉ビストロを象徴する塊肉が入った
ショーケースです(上画像左)。
そして、テーブル席に向かう途中に、
豪快に調理する肉の臭いや
シズル感を感じることができる、
炭焼き機(上画像右)を配置しています。
入着席の動線に合わせて、
キッチンのライブ感、を
演出する厨房レイアウトですね!
動線02:調理→盛り付け
メインである炭焼き場(特注のグリル)を決めた後は、
炭焼き場に沿って焼き場のラインを揃えています。
焼き場ラインの真後ろには、盛り付け台があり、
スタッフ一人一人の「調理→盛り付け」の動線が
確保でき、スタッフ同士が鉢合わせになるのを防いでいます。
中央の盛り付け台の上には、照明と食器置き場を
兼用した吊り戸棚が設置されていました。
動線03:提供→喫食→下膳
厨房には入り口が3つありました。
画像が小さくて申し訳ないですが、それぞれ、
(a)がドリンク通路、
(b)が料理の提供通路、
(c)が下膳のための通路です。
提供と下膳の動線は交差させず、
ドリンク場は「調理→盛り付け→提供」の
動線から独立させることで、、
料理をスピーディーに提供することができる
厨房レイアウトになっています。
簡単ではありますが、以上となります!
「肉ビストロ灯」では、動線を使った、
肉の演出と、料理の提供スピードを意識した
厨房レイアウトになっていました!
厨房についてのご質問がございましたら、
書くテンポスバスターズへお気軽にご連絡ください♪
事例店舗情報
株式会社絶好調
肉ビストロ 灯
東京都新宿区西新宿7-16-13 2F
[飲食店繁盛研究所]